延坪島を訪問した李相勲司令官(右)とニコルソン氏(提供写真)=25日、延坪島(聯合ニュース)
延坪島を訪問した李相勲司令官(右)とニコルソン氏(提供写真)=25日、延坪島(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】在日米軍海兵隊トップのニコルソン米第3海兵遠征軍司令官(中将)が25日、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い韓国の延坪島を訪問した。韓国海兵隊が明らかにした。 沖縄に駐屯する第3海兵遠征軍は有事の際に朝鮮半島に派遣される米軍の増援戦力だ。同軍の司令官が黄海の最前線の西北島しょを訪問したのは今回が初めて。 韓国海兵隊はニコルソン氏の延坪島訪問について、韓米が現在行っている定例の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)の期間中に発生し得る北朝鮮の挑発を抑止するためのものと説明した。 ニコルソン氏は韓国海兵隊の李相勲(イ・サンフン)司令官(中将)と連合防衛力の強化策を議論した。 双方は西北島しょで発生する非常事態に備え、リアルタイムで情報を共有することで一致したほか、有事の際の米海兵隊による具体的な戦力支援策についても話し合った。
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