コレラ菌(国際ワクチン研究所提供、資料写真)=(聯合ニュース)
コレラ菌(国際ワクチン研究所提供、資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理本部は23日、南西部、光州市の医療機関から届け出のあった50代の患者がコレラを発症したことが確認されたと発表した。韓国でコレラの患者が発生したのは15年ぶり。  この患者は今年に入って海外旅行したことはなく、国内でコレラに感染したとみられる。防疫当局は猛暑が続いていることが、コレラ菌が急激に繁殖した理由の一つとみて感染経路を調べている。  当局はこの患者が海外から輸入された食品を食べてコレラに感染した可能性があるとして、患者が訪れた飲食店などを中心に調査している。 コレラはコレラ菌に汚染された魚介類などの食品や飲料水を口にすると感染する。 通常、2~3日の潜伏期間を経て発症し、腹痛を伴わない下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出る。 この患者は病院で隔離治療を受けた後、健康状態が回復したため退院した。
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