演技を終え、笑顔を浮かべる孫=(聯合ニュース)
演技を終え、笑顔を浮かべる孫=(聯合ニュース)
【リオデジャネイロ聯合ニュース】リオデジャネイロ五輪第15日の19日、新体操個人総合の予選が行われ、韓国の孫延在(ソン・ヨンジェ)は5位で決勝に進出した。 新体操の個人総合は「ボール」「フープ」「リボン」「クラブ」の4種目の合計得点で競い、予選で上位10位以内に入れば決勝に進む。 孫はボール(18.266点)、フープ(17.466点)、リボン(17.866点)、クラブ(18.358点)の合計71.956点を記録した。決勝進出は4年前のロンドンに続き、2大会連続。 個人総合での得点は今シーズン記録した自己ベストに比べれば、2.944点低い。孫のミスもあったが、何より厳しい採点が影響した。公平性と客観性を強調する五輪舞台だけあって、今大会は厳しい採点が行われている。 孫はクラブでミスのない演技を披露したが、18.358点にとどまった。ミスが出たフープやリボンでは容赦なく減点を受けた。 孫は「今日はミスがあったが、後悔なくベストを尽くすことができてうれしい」と話した。また、厳しい採点については「点数を見ないようにしたのでよく分からない。もう点数は関係がない。これまで努力してきたものを見せる機会になることを望む」と答えた。 韓国が初めてメダル獲得を狙う新体操個人総合の決勝は、日本時間の21日午前3時半に始まる。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0