趙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
趙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が寧辺の核施設で核兵器の原料となるプルトニウムを生産し、濃縮ウランを計画通り生産していると主張したことについて、韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は18日の定例記者会見で、「国際平和・安全と核不拡散体制に対する挑戦であり深刻な懸念と遺憾を表明する」と述べた。 趙報道官は、北朝鮮が海外メディアに対し核実験を中断しないと主張するとともに使用済み核燃料の再処理と濃縮ウランの核兵器への利用を表明したとしながら、「これは国連安全保障理事会決議の明白な違反だ」と強調した。 また、国際社会は北朝鮮の核保有を決して容認しないことを北朝鮮は認識し、安保理決議に従い全ての核関連活動を直ちに中断すべきだとした。 さらに、韓国政府は主要国および国際機関と緊密に協力し必要な措置を取る方針だと伝えた。 北朝鮮の原子力研究院は17日、共同通信の書面インタビューに対し「黒鉛減速炉(原子炉)から取り出した使用済み核燃料を再処理した」と主張した。また、ウラン濃縮施設を正常に稼動させ「核兵器の生産と原子力発電に必要な濃縮ウランを計画通り生産している」とした。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0