イメージ=(聯合ニュース)
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【世宗聯合ニュース】韓国環境部とソウル市、仁川市、京畿道は4日、首都圏大気管理圏域(仁川市・甕津郡と京畿道・漣川郡、加平郡、楊平郡を除く)に登録されているディーゼル車の運行規制制度を導入する内容の協約を締結した。これにより、老朽化したディーゼル車は来年からソウルで、2018年以降には仁川市と京畿道で走行できなくなる。 ソウルでは17年から、甕津郡を除く仁川市と京畿道の17の市・郡は18年から、ほかの首都圏大気管理圏域は20年からディーゼル車が規制される。 対象車両は05年より以前に首都圏大気管理圏域に登録された104万台。老朽化したディーゼル車には粒子状物質の減少装置がついていない。 今回の協約締結により、老朽化したディーゼル車104万台のうち検査を受けない、もしくは検査で不合格になった車両、低公害措置を履行していない車両は運転できなくなる。 規制対象の車両を運転した場合、摘発されれば20万~200万ウォン(1万8200~18万2000円)の過料が科せられる。 韓国政府は老朽化したディーゼル車を個人事業など生計のため所有している人に対し、低公害措置を取る際にかかる費用を全額支給することを決めた。 また、環境部と三つの市・道は、規制に先立ち老朽化したディーゼル車所有者の低公害措置支援策を拡大する計画だ。
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