仁川上陸作戦記念館(左)と平和の木=(聯合ニュース)
仁川上陸作戦記念館(左)と平和の木=(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】朝鮮戦争時の国連軍による仁川上陸作戦を題材にした韓国映画「仁川上陸作戦」(原題)のヒットを追い風に、仁川市がこれに絡む名所のPRに力を入れている。

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 市は上陸作戦と関連のある名所を四つのエリアに分け、グルメ情報などとともに紹介するリーフレットを配布している。

  陸続きの島、月尾島を中心とするAゾーンの見どころは、最初に上陸が行われた地点を示すグリーンビーチ標?石、作戦当時の砲火に耐えた平和の木など。Bゾーンには、作戦を指揮したマッカーサー将軍の銅像が置かれた自由公園がある。映画でマッカーサー役を演じたリーアム・ニーソンが1月にこの公園を訪れ、話題を呼んだ。

 Cゾーンにある仁川上陸作戦記念館では、今月10日まで当時の写真40点余りを展示する。また、Dゾーンには上陸作戦を前に北朝鮮軍を相手に奪還のための激しい戦闘を繰り広げた八尾島と霊興島が含まれている。

 市は映画のチケット所持者らを対象に、仁川沿岸部と八尾島を往復する遊覧船乗船料を割り引く。韓国最初の灯台である八尾島灯台は上陸作戦の際、国連軍艦艇の道しるべとなり、作戦成功に寄与した。

 朝鮮戦争の知られざる英雄の物語を描いた映画「仁川上陸作戦」は、公開6日目の1日に累計観覧客300万人を突破する人気ぶりをみせている。


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