リオ五輪特需は終了…8月の家電輸出は下落の一途と予想＝韓国

リオデジャネイロ五輪が、いよいよ来る6日に開幕する。これに伴い、グローバル市場で韓国家電製品の”輸出の壁”が懸念されている。

　パク・ジンギュ産業部貿易政策官は1日、「7月の輸出入動向」に関するブリーフィングで、「家電製品分野において、オリンピック需要は以前から既に反映されていた」とし、「リオ五輪が今後（輸出実績では）マイナス側面に作用するだろう」と説明した。

　去る6月～7月、五輪特需によって増加した家電製品や平板ディスプレイ（DP）分野の輸出が、今月から減少すると予想されている。

　産業部は「ことし下半期の輸出予想をみると、今後の輸出は予断しにくい状況である」とした上で、「先月は為替レートの差が、昨年と比べてほとんど無かった。 輸出が減少したのは、為替レート影響が大きかった」と説明している。