朴副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
朴副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の朴秀珍(パク・スジン)副報道官は29日の定例会見で、北朝鮮が韓国などに潜伏する工作員に指令を出す「乱数放送」を16年ぶりに再開したことについて、「旧態依然とした態度を直ちに改めてもらいたい」と述べた。 北朝鮮の国外向けラジオ放送、平壌放送は同日午前0時45分(日本時間同1時15分)から12分間、女性アナウンサーが「今から27号探査隊員のための遠隔教育大学数学復習課題をお伝えします」とし、数字を読み上げる乱数放送を流した。 朴副報道官は「統一部が把握したところ、乱数放送は3回あった」と説明。29日の放送内容と前回の15日の内容は同じく、6月25日の内容は少々異なると伝えた。 一方、北朝鮮が海外に派遣している労働者の脱走が増えていることについては、「北の体制に対する不満、国際社会の制裁、北の経済状況など、いろいろな状況が複合的に作用したのではないと思う」との考えを示した。
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