LG電子の広告=(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が28日に発表した4~6月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は5846億ウォン(約543億円)で前年同期比139.5%の大幅増となった。2014年4~6月期以来、8期ぶりの高水準。営業利益率は4.2%で約7年ぶりの高さとなった。売上高は前年同期比0.6%増の14兆29億ウォン。 部門別では、生活家電のホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)事業本部とテレビ事業を手がけるホーム・エンターテインメント(HE)事業本部がそれぞれ過去最高の営業利益を達成した。 H&A事業本部は洗濯機や冷蔵庫のハイエンド製品の好調とシステムエアコンなど企業間取引(BtoB)の成長を追い風に、営業利益が前年同期比48.6%増の4337億ウォンとなった。売上高は4.8%増の4兆7002億ウォン。 HE事業本部もハイエンド製品の販売拡大で3567億ウォンの営業利益を計上。売上高は4兆1572億ウォンだった。 一方、スマートフォン(スマホ)事業を担当するモバイル・コミュニケーションズ(MC)事業本部は最新機種「G5」の供給がスムーズにいかず、1535億ウォンの営業赤字を計上した。売上高は3兆3258億ウォン。 車載電装部品事業のビークル・コンポーネンツ(VC)事業本部は電気自動車(EV)用部品など成長を見据えた資源投入が増えたことで、営業赤字168億ウォン、売上高6396億ウォンとなった。
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