起亜の社屋(手前、資料写真)=(聯合ニュース)
起亜の社屋(手前、資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】現代自動車傘下の起亜自動車が27日に発表した4~6月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は7709億(約717億円)ウォンとなり、前年同期比18.5%増加した。2013年4~6月期(1兆1264億ウォン)以来の高水準。営業益は昨年7~9月期から4期連続で前年同期を上回った。 4~6月期の売上高は同16.1%増の14兆4500億ウォンで、10年に国際会計基準(IFRS)を適用してから最高となった。当期純利益は同10.6%増の8257億ウォンだった。営業利益率は5.3%で14年4~6月期(6.4%)以来の高水準。 上半期(1~6月)の業績は、営業利益が同20.8%増の1兆4045億ウォン、売上高が同14.7%増の27兆994億ウォン、当期純利益が同7.3%増の1兆7703億ウォンだった。 起亜は、ウォン安ドル高、新車効果、多目的レジャー車(RV)販売の割合拡大などで利益が大きく増加したと説明した。 上半期の世界販売台数は147万台で同2.3%増加した。中国など新興市場での販売台数が減少したが、米国、欧州など主要先進国市場での大幅な販売増により相殺された。 下半期(7~12月)は、主要市場での新車投入、高収益車種の割合拡大などにより収益性向上を目指す。
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