SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)
SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが26日発表した4~6月期決算によると、本業のもうけを示す営業利益は4529億ウォン(約417億円)で前年同期に比べ67.1%減少した。前期比も19.4%減少。13期ぶりの低水準となった。 営業利益は昨年第7~9月期まで7期連続で1兆ウォンを上回っていたが、10~12月期は9889億ウォンにとどまった。今年も1~3月期が5000億ウォン台、4~6月期が4000億ウォン台と減少が続く。製品価格の下落が続いているためだ。 売上高は3兆9409億ウォンで前年同期比15.0%減少、前期比は7.8%増加した。需要の回復により出荷量が当初の予想を上回った。純利益は為替差損や法人税納付などがあり、2861億ウォンだった。 DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の出荷量は、モバイル用の需要が高くコンピューティングDRAMの需要も回復したことで前期比18%増加した。平均販売価格は同11%下落した。 NAND型フラッシュメモリーの出荷量はモバイル用とソリッドステートドライブ(SSD)用の需要増により52%増加。販売価格は11%下がった。 SKハイニックスはこの先、スマートフォンの新製品発売に向けDRAM需要が高まると見込む。回路線幅が20ナノ(ナノは10億分の1)メートル台前半の製品の割合を拡大していく方針だ。 NAND型フラッシュメモリー市場も堅調とみる。2次元(2D)構造の14ナノ製品の割合を引き上げる一方、3次元(3D)製品にも力を入れる。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0