蛇梁島のつり橋=統営(聯合ニュース)
蛇梁島のつり橋=統営(聯合ニュース)
【統営聯合ニュース】韓国南部の慶尚南道統営市にある島々につり橋が設置されたことで観光客が急増している。 同市は、2009年に地域内総生産の約半分を占めていた造船業がリーマン・ショックの影響で破産などの危機に直面したことを機に、観光産業や水産業の育成に力を入れ始めた。 市は静かな場所で景色や名物を楽しむ観光客が増えると予想し、「島観光資源化事業」を開始した。 11年に蓮花島につり橋を設置したのを皮切りに12年には欲知島、13年は蛇梁島、14年は烟台島―晩地島間とこれまでに4カ所につり橋を完成させた。 いずれのつり橋からも南海の絶景を眺められる。新鮮な魚や郷土料理を味わえるのも魅力だ。 つり橋が設置されてから観光客は増加傾向にある。烟台島―晩地島の場合、設置前の13年の観光客数は約4万1000人だったが、昨年は約10万3000人に増えた。 欲知島は11年の約29万人から昨年は約38万9000人に増加した。
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