昼食会に出席した朴大統領=22日、ソウル(聯合ニュース)
昼食会に出席した朴大統領=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は22日、「中堅企業が成長したとの理由で数百兆ウォン(100兆ウォン=約9兆3000億円)の資産を持つ大企業と同等の規制を受けるという理不尽な問題を解決していく」として、「中堅企業を韓国経済の中心に育成するため、可能な限りの努力を惜しまない」と表明した。 「中堅企業人の日」を迎え、中堅企業関係者約140人を青瓦台(大統領府)に招いて開いた昼食会で述べた。 朴大統領は「一部では規制緩和の副作用を憂慮しているが、中堅企業が世界市場を目指して新たな成長産業を創出し、良質の雇用をつくり出すことが根本的な趣旨」と説明。最近のモンゴル訪問で約5兆ウォン規模のインフラ事業への参入を推進することにしたのを例にあげ、「こうした経済外交を中小・中堅企業を世界市場に進出させる大切な機会にしたい」と述べた。 その上で、「政府が中堅企業の支援政策を実施する理由は、世界市場への進出によって狭い国内市場の限界を克服し、良質の雇用を創出して継続的な経済成長を実現するためだ」と強調した。
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