米国シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は21日(現地時間)、北朝鮮の”秘密”ウラン濃縮施設と見られる場所を発見したと明かした。

 万が一、これがウラン濃縮施設と確認されれば、将来の北核協議に重大な問題になり得ると報じている。

 ISISはこの日、報告書を通して「同施設は、北朝鮮が核武器製造でウラン濃縮プログラムの初期段階に利用した可能性がある」と明かした。

 同件について、デイビッド・オルブライトISIS所長は「北朝鮮のウラン濃縮施設、また過去にどこで(その)一部がおこなわれたのか把握することが重要だ」と述べた。

 一方、北朝鮮は10年以上にわたり、ガス遠心分離機プログラムは「存在しない」と主張してきたが、去る2010年11月、寧辺(ヨンビョン)にガス遠心分離機施設の存在を認めた。しかし北朝鮮は当時、他の場所には同様の施設は存在しないと主張していた。

 なお、ISISは報告書で「今回発見された秘密施設に200~300個の遠心分離機がある」と主張している。

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