辛格浩氏(資料写真)=(聯合ニュース)
辛格浩氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ロッテグループの創業者、辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏がロッテホールディングス(HD、本社・東京)を除く多数の日本系列企業の取締役を退いたことが、21日までに分かった。 辛格浩氏は今年3月にロッテホテル(ソウル市)やロッテ製菓(同)の取締役を退任している。 経営の一線から退いて久しいことや93歳と高齢のため、ロッテグループは創業者を完全に退かせる手順を着実に進めているようだ。 同グループによると、辛格浩氏は6月25~30日の間に日本のロッテ、ロッテアイス、ロッテ物産、ロッテグリーンサービス、ロッテストラテジックインベストメント(LSI)、L投資会社などの取締役から退いた。 しかし、依然として韓国と日本のロッテの持ち株会社であるロッテHDの取締役として登記されている。 昨年7月に辛格浩氏の次男、辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)韓国ロッテグループ会長がHD代表取締役に就任したことで事実上、ワントップ体制が整いつつあるため、辛格浩氏は今後、系列企業の役員任期が終わり次第、順次取締役を退任する見通しだ。 韓国ロッテ系列企業における辛格浩氏の任期は、釜山ロッテホテルが2016年11月、ロッテショッピングが17年3月20日、ロッテ建設が17年3月26日、ロッテジャイアンツが17年5月、ロッテアルミニウムが17年8月10日。
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