米国専門家、北ムスダンは「グアム島を打撃可能…THAAD反対理由はない」と主張
米国専門家、北ムスダンは「グアム島を打撃可能…THAAD反対理由はない」と主張
北朝鮮のムスダン中距離弾道ミサイルが、北朝鮮の主張通りグアム島を打撃可能な動力を保有している、との主張が提起された。

 5日、米国の声(VOA)によると、ブルース・ベルトル国際韓国学会(ICKS)会長はVOAとのインタビューを通して「北朝鮮は去る2005年、イランにムスダン18基を販売し、2006年にイランはムスダン発射に成功した」とし、「北朝鮮のムスダン能力を注意深く見守ってきた専門家ならば、ムスダンが既に米国領であるグアム島を打撃可能な能力があることを把握できているだろう」と語った。

 また「先月22日、北朝鮮が発射したムスダンミサイルが、相当高い高度まで上がり、大気圏再進入の能力を見せた」としながら、北朝鮮が2006年にイランと共に発射したムスダンと先ごろ発射したスカッドとノドンミサイル全てが、大気圏再進入の技術を必要とする、と説明。その上で、ベルトル会長は「ムスダンによって、グアム島を打撃することができる」とし、北朝鮮の主張は”虚言ではない”と強調した。

 さらに、これら主張を理由に、朝鮮半島への配置を推進中の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)について、「THAADが米韓のミサイル防御抑制に大きく寄与すると見られるが、北朝鮮の攻撃をすべて防ぐことのできる”完全体”ではない」と指摘。しかし「少なくても北朝鮮が韓国や日本に弾道ミサイル攻撃をおこなう際、再度考えなおすよう促す手段にはなる」として、「抑制力の助けになるという点で、韓国人ならば反対する理由はないだろう」と主張した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0