【ソウル聯合ニュース】韓国で12月23日から、たばこのパッケージに喫煙の健康被害を象徴する写真の表示が義務付けられる。保健福祉部は22日、関連法の立法手続きを終えたと発表した。 表示される図柄は10種類で、12月23日以降に出荷されるたばこのパッケージへの表示が義務付けられる。表と裏の両面に面積の30%以上の写真を表示しなければならない。 昨年10月に発足した各界専門家による「警告図制定委員会」が、「警告表示が過度の嫌悪感を与えてはならない」という規定に従いながらも、喫煙を減らす効果があるものを選択した。 パッケージには写真と共に健康被害に関する警告文も掲載しなければならず、写真と合わせ面積の半分以上にする義務がある。警告文の内容も、これまでよりも強化された。 紙巻きたばこ以外にも、電子たばこや水たばこなどについても同様の義務が課せられる。 同部は「制度施行前にたばこ業界などにおける準備状況を続けてモニタリングし、施行に支障がないようにする」とした上で、公的機関の禁煙クリニックや禁煙相談電話の拡大、低所得層を対象にした禁煙相談や治療費の支援など禁煙支援政策も強化していくと話した。
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