ソウル中央地検はチェルシー・リーが偽造された証明書をKEBハナ銀行バスケットボール団に提出したことが確認されたと15日、明らかにした。
チェルシー・リーは昨年5月と10月、KEBハナ銀行バスケットボール団に自分と父親の出生証明書や祖母イ某氏の死亡証明書など、文書3件を提出した。
しかし3件中、チェルシー・リーの出生証明書と父親の出生証明書など2件が偽造されたという検察調査結果が出た。
検察が駐韓米国大使館に確認した結果、チェルシー・リーの出生証明書に記載された発行日に、文書が発行された事実はないと調査された。書類に記載されたシリアル番号は出生証明書ではなく、死亡証明書に使用される番号だった。
また、父親は最初から実在の人物ではないと把握された。
検察は現在米国にいるチェルシー・リーとエージェント、ハナ銀行側のエージェントなど3人に召還要求したが、応じていない。
これにより実際の文書偽造者が誰なのか、チェルシー・リーおよびエージェントが文書偽造を認識していたのかどうかなど確認のため、米国に陳述聴取刑事司法協力を要請した。
検察は、米国からの回答が来るまで同事件を起訴中止とした。捜査を依頼した法務部は、国籍課にも偽造事実を通報した。
検察は、バスケットボール団の関係者が文書操作を共謀したり、知っていて黙認していた可能性を視野に入れて調査したが、明確な疑わしい点を見つけることはできなかった。
同件について検察関係者は「チェルシー・リーは韓国系の選手ではない可能性が大きい」と述べた。
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