サムスン電子の普及型SSD=(聯合ニュース)
サムスン電子の普及型SSD=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】記憶装置としてノートパソコンへの搭載が増えているソリッドステートドライブ(SSD)の世界市場で、韓国・サムスン電子のシェアが50%を超えた。フラッシュメモリーを用いるSSDは従来のハードディスクドライブ(HDD)に比べ処理速度が高速だ。HDDからの移行が進んでいる。 調査会社の米IHSと台湾のトレンドフォースによると、1~3月期にノートパソコンの28~29%にSSDが搭載された。10~12月期にはSSDを搭載する割合が40%に達すると予想される。SSDの価格が徐々に下落するのに比べ、HDDの価格は相対的に高い状態を維持するため。 2015年に個人向けSSDの世界市場でサムスン電子のシェアは54%を記録した。これに対し、米国や日本のメーカーはそれぞれ1桁にとどまった。 法人向けのサーバー用SSDまで合わせた場合も、サムスン電子のシェアは38%と、2位の米インテル(14%)に大きな差をつけている。 サムスン電子の圧倒的なシェアは、3次元(3D)のNAND型フラッシュメモリーの技術力に支えられている。トレンドフォースは「3DのNAND型フラッシュメモリーを使ったSSDの量産は現時点でサムスンだけが可能だ。競合他社は来年上半期に量産体制に入るだろう」と説明した。mgk1202@yna.co.kr
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