潘事務総長=29日、慶州(聯合ニュース)
潘事務総長=29日、慶州(聯合ニュース)
潘事務総長 韓国最終日程は国連・NGO会議後の会見【ソウル、慶州聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長がきょう30日で6日間の韓国・日本滞在を終え、米ニューヨークに戻る。韓国では来年末の大統領選出馬の可能性を示唆する発言が政界に波紋を広げた。 潘事務総長は最終日の30日午前、南東部の慶尚北道慶州市で国連広報局(DPI)・非政府組織(NGO)会議の開幕演説を行う。続いてNGO代表らと共同記者会見を開く。これが韓国での最後のスケジュールとなることから、発言に関心が集まる。 会議に先立ち、同行する国連職員との朝食会があり、会議のサブイベントにも出席予定とされる。同日夕に仁川空港から米国へ出発する。 潘事務総長は韓国滞在中の25日にメディア関係者団体との懇談会で、国連事務総長の任期が年末に終了することに触れ、「韓国の市民として何をすべきか、その時(事務総長の任期終了後)悩み、決心する。助言をもらうかもしれない」と発言した。28日には長きにわたり忠清エリアの盟主だった金鍾泌(キム・ジョンピル)元韓国首相宅を訪ねた。 29日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産の河回村(慶尚北道安東市)を訪れた際は、金寛容(キム・グァンヨン)慶尚北道知事らと一緒に昼食を取った。記念植樹の種類や芳名録への記帳内容にも注目が集まった。mgk1202@yna.co.kr
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0