朴大統領　エチオピアで朝鮮戦争参戦記念式に出席

朴大統領　エチオピアで朝鮮戦争参戦記念式に出席【アディスアベバ聯合ニュース】エチオピアを国賓として訪問している韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は２７日（現地時間）、首都アディスアベバで開かれたエチオピアの朝鮮戦争参戦６５年記念式典に出席した。　エチオピアはアフリカで唯一、朝鮮戦争（１９５０～５３年）の際に地上軍を派兵し、韓国や国連軍と共に戦った。　この日の式典には元エチオピア兵や朝鮮戦争戦没者の遺族、朝鮮戦争に参戦した１３カ国の武官、国連平和維持活動（ＰＫＯ）のため隣国の南スーダンに滞在している韓国軍部隊の兵士ら計約２５０人が出席した。　当時のエチオピア兵はエチオピア帝国最後の皇帝ハイレ・セラシエ１世の肝いりで編成され、皇室直属の兵士を主力としていた。朝鮮戦争では主に最前線の山岳地帯に配置され、２００回以上の戦闘の大部分で勝利したとされる。　朴大統領は式典に出席した後、朝鮮戦争参戦者とあいさつを交わし、「エチオピアの参戦勇士は危機に陥った大韓民国を救うため大きく寄与された。その崇高な犠牲によって大韓民国は戦争を乗り越え、立ち上がることができた」と述べた。　韓国政府は在韓エチオピア大使館からの要請を受け、生存する朝鮮戦争参戦者に韓国製雨傘のセットを贈ったという。 sarangni@yna.co.kr