6カ国合同訓練 「独島」のため海上自衛隊が不参加?【ソウル聯合ニュース】韓国海軍の輸送・揚陸艦「独島」(1万4500トン)をめぐり、韓国海軍と日本の海上自衛隊との間にあつれきが生じている。 韓国、米国、日本を含む6カ国の海軍が25日から来月3日まで韓国・鎮海と済州島の沖合で実施する「西太平洋潜水艦救難訓練」で、独島を「竹島」と呼び、領有権を主張してきた日本が同訓練への独島の参加に難色を示している。軍関係者は27日、同訓練で独島が投入される期間には海上自衛隊が訓練に参加しないと明らかにした。 韓国海軍が主催する今年の訓練には韓米日のほか、オーストラリア、シンガポール、マレーシアの潜水艦と救助戦力が参加する。中国、ロシアを含む12カ国はオブザーバーとして立ち会う。25日に開幕式が行われ、29日から海上での訓練が始まる。 海上訓練は前半と後半に分けて進行されるが、海上自衛隊は独島が投入される前半部に参加しないという。 韓国海軍が訓練に先立ち、訓練日程と共に独島の投入計画を通知したところ、海上自衛隊は後半部のみに参加すると伝えてきたという。同訓練は前半部に日本を除く5カ国が参加し、後半部に韓米日の3カ国が参加するため、前半部に比重が置かれている。 韓国軍関係者は「日本はこれまでも独島が参加する訓練には参加しないという立場を守ってきた」とした上で、海上自衛隊員が独島に乗船することは期待できない状況と説明した。 yugiri@yna.co.kr
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