2016リオ五輪の出場権を獲得した女子バレー、イ・ジョンチョル韓国代表監督が40年ぶりのメダル獲得に対する意思を示した。
2016リオ五輪の出場権を獲得した女子バレー、イ・ジョンチョル韓国代表監督が40年ぶりのメダル獲得に対する意思を示した。
2016リオ五輪の出場権を獲得した女子バレー、イ・ジョンチョル韓国代表監督が40年ぶりのメダル獲得に対する意思を示した。

キム・ヨンギョン の最新ニュースまとめ

 韓国代表は23日午後、金浦空港を通して日本から帰国した。韓国は去る14日~22日、日本・東京でおこなわれた「2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会」で4勝3敗(勝ち点13)を記録、8チーム中4位で本戦進出権を獲得した。通算11度目のオリンピック進出であり、ロンドン大会に続く2大会連続の出場を果たす。

 帰国後、イ監督は取材陣に会い「目標としていた五輪のチケットを獲得し幸せだ。特に、2試合を残した状況で確定したことが、よりうれしい」としながら、「本戦準備を着実に進め、メダル獲得に向けて頑張りたい」と伝えた。

 続けて「今年は韓国にバレーボールが導入されてから100年となる意味深い年だ。1976年に先輩たちが五輪で銅メダルを獲得して以降、40年間、メダルを首にかけられなかった。しかし、今回は絶好のチャンスだ。きちんと準備をすれば、運も見方に付けられるだろう」と述べた。

 メダル獲得に向けてイ監督は、サーブとサーブレシーブを強調した。「現代のバレーボールにおいては、サーブとサーブレシーブが重要だ。今回の予選でも、凡ミスしても相手の嫌がるサーブをするよう指示したが、それをよくこなせていた」としながら、「本戦でもサーブの速さとパワーを発展させ、力と高さのある相手チームを攻略しなければならない」と説明した。

 韓国はリオ五輪で、開催国ブラジルをはじめ、ロシア、日本、アルゼンチン、カメルーンと激突する。イ監督は「組編成に満足している。ブラジルとロシアは明らかにバレーボールの強豪だ。 日本、アルゼンチン、カメルーンはきちんと作戦を立てれば、勝利できる。組別予選での成績が良ければ、8強からの運も良くなるため、初めから最善を尽くす」と意気込んだ。

 キャプテンでエースのキム・ヨンギョン(28、フェネルバフチェ・ユニバーサル)については「(所属する)リーグが遅くに終了し、代表にも遅く合流した上、筋肉痛も出ていた。しかし、幸いにも、予選を控えて体の状態が好転した。キム・ヨンギョンは技術的な能力はもちろん、チームを引っ張るなどの優れた姿を見せてくれた」と称賛した。

 しかし、イ監督はキム・ヨンギョンへの過剰な依存を警戒した。「キム・ヨンギョン一人でチームを引っ張っていくのは正しくない。他の選手たちが後ろから助けなければならない。 今大会では、パク・チョンア(23、企業銀行)がよく対応していた。ヤン・ヒョジン(26、現代建設)もよい技量を見せた。起伏があったキム・ヒジン(25、企業銀行)は本戦ではよくなるだろう」と述べた。

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