【城南聯合ニュース】韓国統一部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官は20日、韓国民間シンクタンク・世宗研究所の設立30周年記念学会に出席し、北朝鮮への制裁について、「これまでのように適当なところでやめるのではなく、北の非核化のために続けていくという決然とした意志が必要」との考えを示した。 また洪長官は、北朝鮮が1月と2月に4回目核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した後も軍事的な挑発を続けており、南北関係は厳しい状況に置かれていると指摘。その上で、北朝鮮が住民の生活と関係のない朝鮮労働党大会を開催し、核開発と経済発展を並行する「並進路線」の続行と金正恩(キム・ジョンウン)政権のプロパガンダに注力していると評した。 洪長官は、「(北朝鮮は)住民から目を背け核に固執するのではなく、非核化の道に出てこなければならない」とし、非核化を進めることが韓国や国際社会と協調できる唯一の手段であることを明確に伝える必要があると述べた。 yugiri@yna.co.kr
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