【ソウル聯合ニュース】韓国空軍は11日、空軍士官学校第55教育飛行戦隊で操縦士の飛行入門過程で使用する国産練習機KT100の戦力化行事を開催したと明らかにした。 行事は同機を生産した韓国航空宇宙産業(KAI)から1、2号機が引き渡されるのを記念して開かれた。 KT100は最大速度が時速304キロ、航続距離は1761キロ、重量は1633キロに達する。最大4人が搭乗できる。 昨年10月に初めて飛行テストに成功した同機が戦力化されたことで、空軍は操縦士飛行入門、基本、高等の全過程で国産練習機を使用することになった。 空軍は年末までに同機を約20機導入して教官を養成し、来年から同機を操縦士飛行入門過程で使用する計画だ。 空軍は、これまで飛行入門過程で使っていたロシア製の練習機T103に代わりKT100を導入することは韓国航空産業の育成と雇用創出、防衛産業輸出基盤の拡充にも寄与すると説明した。 KAIはKT100の量産に伴う輸入代替効果を約150億ウォン(約13億9400万円)と推計している。 sjp@yna.co.kr
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