【ソウル聯合ニュース】金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が9日、第7回朝鮮労働党の最終日の会議で、新設ポストの「労働党委員長」に推戴された。 また、労働党は党規約に故金正日(キム・ジョンイル)総書記を「労働党の永遠な首班」と明記した。 朝鮮中央テレビは同日午後11時(平壌時間同10時半)から約30分間、党大会の閉幕式の模様を録画放送した。金第1書記は約9分にわたり閉会の辞を述べた。 金第1書記は「私は尊厳高き朝鮮労働党の委員長という大任を任せてくれた代表者同志たちと全党員、人民軍将兵たちと人民たちの最大の信任と期待を胸に、いつでも、どこででも、いかなる瞬間も変わらず、私心を持たずにわが人民を高くあがめ、革命の前に忠実になることを盟約する」と述べた。 金第1書記自らが党大会で提示した路線と方針を徹底的に貫き、主体革命の偉業遂行の歴史的使命と責任を果たすことで、党員同志と人民の信任と期待に必ず応えるとした。 また、「わが党と人民の前に示された革命課業は非常に膨大であり、われわれの前進を妨げる帝国主義者と敵対勢力の策動は今後も続くだろう。しかし、最終勝利を必ずわれわれが勝ち取る」と強調した。 併せて、「大会では全党と全人民の一貫した意志と願いを反映し、偉大なる金正日同志が朝鮮労働党の永遠な首班であることを党規約に明文化した」と明らかにした。 同日の会議で、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は金第1書記を「白頭で開拓され、勝利的に前進してきた主体の革命偉業を輝かしく継承、完成させておられるわが党と人民の最高領導者」とたたえ、党委員長に推戴することを提案した。 朝鮮中央テレビは「金第1書記は党中央委員会委員、党中央委員会政治局委員、党中央委員会政治局常務委員会委員、党中央軍事委員会委員長に推戴された」と報じるとともに、党大会が同日閉幕したことを伝えた。 党大会は6日に平壌市内の「4・25文化会館」で開幕した。党大会は同党の最高指導機関と位置づけられ、開催は1980年10月以来36年ぶりだった。 hjc@yna.co.kr
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