「加湿器殺菌剤」の有害性研究結果を操作してオキシーに有利な報告書を作成した疑いを受けているソウル大学獣医科大のチョ某教授(57)に対し、拘束令状を請求した。(提供:news1)
「加湿器殺菌剤」の有害性研究結果を操作してオキシーに有利な報告書を作成した疑いを受けているソウル大学獣医科大のチョ某教授(57)に対し、拘束令状を請求した。(提供:news1)
「加湿器殺菌剤」の有害性研究結果を操作してオキシーに有利な報告書を作成した疑いを受けているソウル大学獣医科大のチョ某教授(57)に対し、拘束令状を請求した。

 ソウル中央地検の加湿器殺菌剤被害者事件特別捜査チームは6日、オキシー・レキット・ベンキーザー」(現RBコリア)側に有利な報告書を作成した疑いを受けているチョ教授に対して証拠偽造、収賄後不正な措置などの容疑で拘束令状を請求したと明かした。

 先立って検察は去る4日、チョ教授の研究室や住居などを家宅捜査していた中、チョ教授を緊急逮捕した。検察はこの日、同様の疑いを受けている湖西大学のユ某教授の研究室や住居なども家宅捜査した。

 チョ教授とユ教授は2億ウォン(約1800万円)以上の雇用費を受け取りオキシー側に「加湿器殺菌剤と肺損傷の因果関係が明白ではない」という内容が込められた研究報告書を提出したという疑いを受けている。

 検察は彼らがオキシーと共謀して加湿器殺菌剤の有害性研究結果を操作したとものと疑っている。オキシーは2011年11月、疾病管理本部が「加湿器殺菌剤は人体に有害だ」と発表すると、これに反論するためにソウル大と湖西大に実験を依頼した。

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