疾病を理由に入隊できなかった現役希望者に“無料治療サービス”＝韓国

今後、疾病を理由に入隊できなかった人物が無料治療を受けた後、入隊できるようになる。

　韓国兵務庁と韓国報勲福祉医療公団は2日、韓国報勲福祉医療公団にて「無料治療サービス提供協約」を締結し、兵役履行希望者に疾病治療医療支援をすることで合意したと兵務庁が明らかにした。

　今回の協約は徴兵検査で視力や体重などの理由で身体等位4級（社会服務要員）や5級（第2国民役）の処分を受けた者のうち、兵役義務を履行しようとする人員の治療費負担を減らすために締結された。

　韓国報勲福祉医療公団は兵務庁長が推薦した疾病治癒後の軍服務希望者に対して、診療費や検査費、手術費などの治療費を免除する。

　パク・チャンミョン兵務庁長は「兵役を履行しようとする若者に対する無料治療に賛同してくれた韓国報勲福祉医療公団に感謝する」とし「今回の協約を契機に、病院や企業、ジム等も無料治療事業に参加することを願う」と述べた。