【仁川聯合ニュース】観光シーズンを迎えた韓国で、外国人観光客が空港や港でタクシーをめぐるトラブルに遭わないよう警察が大々的な取り締まりを始める。 仁川地方警察庁は2日、仁川空港と仁川港で5月いっぱい、大型を含むタクシーの違法行為に対し集中的な取り締まりを実施すると発表した。白タク(無許可営業車)や不当な料金請求、客引き、虚偽の領収証発行、料金メーターの不使用などが対象となる。 タクシー乗り場には警察官を多数配置する。また、車内での違法行為を外国人が届け出ることができるよう、英語や日本語、中国語で書かれた犯罪被害届のはがきを外国人に配る。交流サイトのフェイスブックにはアカウントを開設し、外国人が被害を届け出やすくする。 その一方で、タクシー運転手自身が違法行為の根絶に賛同するよう、あらかじめタクシー会社や個人タクシーの組合などに案内文を発送した。 仁川警察庁の関係者は「現場で取り締まりを続けているが、客引き行為や不当料金請求がなくならず、『観光韓国』のイメージを損ねている」と指摘。違法行為に遭ったり目撃したりした場合には通報してほしいと呼び掛けた。mgk1202@yna.co.kr
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