【ソウル聯合ニュース】韓国の国家基幹ニュース通信社、聯合ニュースと農林畜産食品部が共催する「未来創造帰農・帰村博覧会」が29日、ソウル市内のaTセンターで開幕した。「未来を見る帰農、幸せを夢見る帰村」をテーマに、5月1日まで午前10時から午後6時まで開催される。 帰農博覧会としては過去最多となる75の地方自治体のほか、多数の企業、機関が参加する。 博覧会の展示館はテーマ広報館、自治体相談館、体験館から成る。 テーマ広報館には6次産業館、ICT融合・複合スマートファーム館、雇用・起業館、企業・農業共生流通館が設けられている。 6次産業館では農村の有無形の資源を活用し、食品、加工、流通販売・サービスなどと連携することで新たな付加価値の創出を目指す「6次産業化」に取り組む地域を紹介している。 会場中央のスマートファームでは情報通信技術(ICT)を活用した温室が設置され、来場客に最先端の農業を体験する機会を提供している。 29日午後には専門性を生かし農村定着に成功した例を紹介する講演が行われる。 30日は有名シェフによる農産物料理ショー、帰農をテーマに農協中央会会長が司会を務めるトークショーなどが、最終日の5月1日には自治体別の帰農・帰村支援政策発表が実施される。 農林畜産食品部の担当者は「6次産業化やICTの活用を通じ雇用を提供するとともに、未来の成長産業として注目されている農業の将来像を体験してほしい」と話した。 博覧会の詳しい情報は公式ホームページ(www.yfarmexpo.co.kr)を参照。 sjp@yna.co.kr
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