【世宗聯合ニュース】韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官が来月1日、ドイツに向け出発する。企画財政部が28日発表した。 同部によると、柳副首相は来月3日(現地時間)に開催される中国、日本との3カ国財務相・中央銀行総裁会議に出席する。昨年10月にペルーの首都リマで開催されて以来、7カ月ぶりとなる今回の会議では最近のマクロ経済や金融市場の動向などを点検し、政策対応について意見交換する。東アジア地域の金融協力強化についても議論するという。 会議で柳副首相は新産業の育成や構造調整の推進を柱とする産業改革を通じ、新たな成長と雇用創出につなげるという韓国政府の計画を説明する。 続く東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)財務相・中央銀行総裁会議では地域内の経済動向を確認し、金融協力の強化について議論する。同会議後には地域内の経済動向や金融協力強化などを盛り込んだ共同宣言が採択される予定だ。 柳副首相は「持続可能な成長のための協力」をテーマに開かれるアジア開発銀行(ADB)の年次総会にも出席する。 総会の演説では、アジアの中長期発展方向に関する4大重点課題を提示し、アジア地域の持続可能な成長に向けて韓国が一層貢献するという方針を明らかにする計画だ。 また柳副首相は同行の中尾武彦総裁と会談し、韓国の人材と企業が海外にさらに進出するための方策を模索する。 yugiri@yna.co.kr
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