【ソウル聯合ニュース】韓国と中国、日本が26、27の両日に静岡市で3カ国環境大臣会合を開く。韓国環境部が25日、明らかにした。 同会合は北東アジアの環境問題を話し合う環境分野で最高位の協力体で、1999年に韓国の呼びかけで始まった。3カ国の持ち回りで毎年開催している。 今年の会合には韓国環境部の尹成奎(ユン・ソンギュ)長官、 日本の丸山珠代環境相、中国の陳吉寧環境保護相が出席し、大気環境改善分野の政策対話の下に設置されたワーキンググループの5カ年作業計画を承認する。これに基づき2019年までに微小粒子状物質のPM2.5とオゾン層のモニタリング、揮発性有機化合物(VOCs)の管理政策と技術の共有などが推進されれば、中国の大気管理能力の引き上げに役立つと、韓国環境部は見込んでいる。 また、各国が持つ環境技術など産業分野の具体的な協力策づくりに合意し、環境汚染の予防・統制技術のネットワーク構築に向けた覚書(MOU)を結ぶ。これは昨年11月の韓日中首脳会談の共同宣言に明示された、環境分野の技術の情報共有と貿易促進を具体化する措置となる。 一方、尹長官は26日に日本、中国の環境担当相とそれぞれ2国間で会談する。中国とは局長級の定例協議体の新設、韓中環境協力センターの設置、5カ年環境協力計画の共同立案などを盛り込んだ意向書を交わす。日本とは局長級協議体の新設や上水源の水質管理、資源循環団地の造成などに関する協力拡大策を話し合う。 mgk1202@yna.co.kr
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