【ソウル聯合ニュース】韓国の未来創造科学部と産業通商資源部の統計によると、3月の情報通信技術(ICT)の輸出額は前年同月比5.0%減の139億7000万ドル(約1兆5200億円)だった。昨年10月から6カ月連続の減少となった。 昨年12月は同14.7%減、今年1月は同17.8減と減少幅が拡大していたが、2月の9.8%減に続いて減少幅が縮小した。 未来創造科学部の関係者は「世界経済が停滞し、最大の輸出国である中国の景気減速が止まらない中、携帯電話の輸出が2月以降増加に転じたことや半導体の輸出減少が和らいだとが影響し、減少幅が小さくなった」と説明した。 品目別にみると、携帯電話の輸出額は同7.9%増となる23億2000万ドルだった。最大の輸出品目である半導体は52億9000万ドルで同1.8%減となった。 ディスプレーは同25.2%減の21億5000万ドル、コンピューターおよび周辺機器は同8.2%減の6億2000万ドルだった。 一方、3月の輸入は前年同月比4.5%増となる80億1000万ドルだった。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は59億6000万ドルの黒字だった。 3月の輸入を品目別に見ると、携帯電話が同30.9%増の8億7000万ドル、半導体は同7.4%増の34億4000万ドル、テレビは同57.2%増の5000万ドル、ディスプレーは同22.8%減の3億9000万ドルだった。 yugiri@yna.co.kr
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