【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、最高人民会議常任委員会の全員会議が30日に開催され前年より5.6%多い今年の国家予算支出案を確定したと報じた。 北朝鮮の今年の国防費は国家予算支出総額の15.8%を占める。昨年の15.9%よりやや減少した。ただ、北朝鮮は具体的な額を公表していない。 工業部門への支出については前年比4.8%増。農業、水産、基本建設の各部門はそれぞれ4.3%、6.9%、13.7%増やしたという。 科学技術は5.2%、教育は8.1%、保健は3.8%、それぞれ増額した。今年も在日同胞子女のため多くの教育援助費と奨学金を送るという。 今年の国家予算収入は昨年に比べ4.1%増加。収入の内訳は中央予算分が76.8%、地方予算分が23.2%を占めるとした。 全員会議では前年より5.0%多い昨年の国家予算収入決算案も承認したという。国家予算支出計画は99.9%執行され、支出総額の15.9%は国防費に、47.5%は経済強国建設と人民生活の向上に、36.6%は教育と保健、体育、文化芸術発展にそれぞれ割り当てられたとした。 sjp@yna.co.kr
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