【ソウル聯合ニュース】韓国政府が北朝鮮による韓国人の拉致やテロ行為を警戒し、中朝国境地帯で活動する韓国の報道関係者や宣教師に注意を促したことが29日、分かった。 北朝鮮が、中国東北部の遼寧省など北朝鮮と国境を接する地域で韓国の報道関係者や宣教師を狙った拉致やテロ行為を起こす可能性があるという情報が、最近入ってきたようだ。 これを受け韓国政府はメディア各社向けの公文を通じ、中朝国境地帯を取材する韓国の報道関係者がさまざまな危険にさらされる可能性が指摘されるとして、格別に注意するよう呼びかけた。また、宗教団体に対しても、現地で活動する宣教師について同様の趣旨で身の安全に対する注意を促したとされる。 国連安全保障理事会は今月初め、北朝鮮の4回目核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射に対し制裁決議を採択した。その後、中朝国境地帯では中国の制裁決議履行の実態を取材しようとする韓国の報道関係者の動きが活発になっている。 mgk1202@yna.co.kr
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0