【ソウル聯合ニュース】韓国海軍トップの鄭鎬渉(チョン・ホソプ)海軍参謀総長は28日、来韓中の日本の武居智久海上幕僚長と中西部の忠清南道にある海軍本部で会談した。海上幕僚長の来韓は6年ぶりとなる。 韓国海軍によると、会談ではハイレベルの人事交流の活性化や友好関係強化について協議が行われた。捜索・救難共同訓練(SAREX)も議題に含まれたほか、対海賊作戦での実質的な協力についても話し合われたという。 海軍関係者は「より具体的な協力策は今後、実務レベルで協議することになる」と説明した。 海上幕僚長の来韓は、北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件直後の2010年4月、犠牲者を追悼する式典に当時の赤星慶冶海上幕僚長が出席して以来となる。11年7月には当時の金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長が訪日し、海上幕僚長と会談している。 武居氏は31日まで滞在し、海軍部隊を視察するほか、韓民求(ハン・ミング)国防部長官や李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長ともそれぞれ面会する。
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