【ソウル聯合ニュース】韓国海兵隊の李相勲(イ・サンフン)司令官は28日、首都圏西の島と海岸を防衛する海兵隊第2師団の連帯本部と直轄部隊を訪問し、兵士らに「海兵隊は(韓国最西端の)白ニョン島から金浦・江華まで156マイルの隣接地域を防衛しているという責任感で武装しなければならない」と述べた。 また、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)や首都圏の西側にある漢江河口を徹底して防衛するよう指示した。 李司令官はこの日、北朝鮮が相次いでソウルへの攻撃に言及したことに伴い直轄部隊などを視察し、警戒態勢を点検した。 金浦地域にある中隊本部では「北の挑発に対し国民を安心させ信頼を与えられるのは、われわれの準備の整った姿や挑発があった際に果敢に引き金を引き無慈悲に攻撃する態勢だ」と強調した。 北朝鮮は今月23日、対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」が重大報道を発表し、韓国青瓦台(大統領府)への攻撃に触れたほか、同24日にはソウル市内の主要政府機関の破壊を想定した砲射撃訓練を実施し威嚇の度合いを強めている。 sjp@yna.co.kr
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