北朝鮮、朴大統領を嘘つき“ピノキオ”に例えて非難

対南（韓国）脅威レベルを高めて、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領に対する非難を連日おこなっている北朝鮮が、今回は嘘をつけば鼻が長くなる「ピノキオ」に例えて冷やかしの入った非難をした。

　北朝鮮の対外宣伝メディア「わが民族同士」は28日「嘘つき 朴ピノキオ」という文を通じて「ピノキオが嘘をつくたびに鼻がどんどん長くなる姿は人々に深い余韻を与える」とし「百数十年前に童話に登場していたピノキオが今日、韓国で嘘を日常茶飯事とする朴槿恵を揶揄嘲笑する代名詞として通称されている」と主張した。

　メディアは「韓国の民心が評価するように事実上、朴槿恵の3年余りの期間の統治過程を見れば、彼女に『朴ピノキオ』というレッテルがついてまわるのは少しもおかしいことではない」とし、朴大統領が公約として掲げていた福祉、経済民主化など各公約が“嘘”に過ぎなかったと伝えた。

　またメディアは「万が一、百数十年前の童話に登場するピノキオが手段と方法を選ばず、いかさまや欺瞞（ぎまん）、嘘だけにふけっている『朴ピノキオ』と見るならば、あまりにも恥ずかしくて顔を赤くして唾を吐きだして背を向けただろう」とし「人民の意思と要求を無視して、あらゆる嘘で韓国社会を生き地獄に転落させたことでも足りず、色々な謀略とねつ造で同族を誹謗し、人をけなした朴槿恵は、悲惨な終末を迎えることになるだろう」と非難した。