【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が25日、中部の国立墓地、大田顕忠院で開かれた「西海(黄海)守護の日」記念式に出席し、「北のいかなる威嚇にも韓国は少しも揺るがず、無謀な挑発は北の政権の自滅の道になる」と述べた。 朴大統領は「北は国際社会の例のない制裁措置で事実上、孤立無援に陥っており、無謀な挑発を強行する可能性がいつにも増して高い」と指摘。その上で、「来週、米国で開催される核安全保障サミットに出席し、世界主要国の首脳と核テロや北の核問題を解決するため、力と知恵を集める」として、「国際社会が北の核開発と挑発をこれ以上容認できないという断固たる意志を結集している今が、北の政権を変化させることができる機会」と強調した。 西海守護の日は、2002年の韓国と北朝鮮間の銃撃戦である第2延坪海戦や2010年の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件、延坪島砲撃事件など北朝鮮が黄海で起こした武力的な挑発を振り返ることで、現存する北朝鮮の脅威に対し国民の安全保障の意識を高めるために制定された。 朴大統領は式典に先立ち、その戦死者の墓を参った。 式典には犠牲者の遺族や政府関係者ら約7000人が出席した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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