【ソウル聯合ニュース】韓国政府は24日、国連人権理事会による対北人権侵害の非難決議採択を歓迎する外交部報道官論評を発表した。 論評は「韓国を含む58カ国が共同提案国として参加した中、対北人権決議がコンセンサスで採択されたことを歓迎する。特に、今回の決議は北の人権侵害に対する責任追及のため別途の独立専門家グループを設けることを盛り込んだことに大きな意味がある」とした。 また、圧倒的支持を得て決議が採択されたことは国際社会が北朝鮮の人権状況に深い懸念を示していることを裏付けていると評価した。 北朝鮮に対しては今回の人権理事会の決議を誠実に履行するとともに、住民の生活向上ための措置を直ちに取るようあらためて求めた。 国連人権理事会は23日(現地時間)、北朝鮮の組織的で広範囲に及ぶ反人道的な犯罪に対し責任追及を模索することを盛り込んだ決議を採択した。国際刑事裁判所(ICC)の活用など現実的な方法を模索するため、国際法などの専門家グループを設けることを盛り込んだ。決議は投票をせずに採択された。 csi@yna.co.kr
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