【ソウル聯合ニュース】ロンドン五輪体操男子金メダリストの韓国の梁鶴善(ヤン・ハクソン、24)がアキレス腱のけがでリオデジャネイロ五輪出場が絶望的となった。 梁が所属する水原市庁チームの関係者が23日、「梁は前日、泰陵選手村で床の練習中にアキレス腱をけがしてしまい、きょう手術を受けた。手術はうまくいったが、五輪出場はほぼ不可能になった」と明らかにした。リハビリに専念する予定だという。 梁は来月2日にソウル市内の泰陵選手村で行われるリオ五輪代表選抜に向け練習していた。この関係者によると、梁はロンドン五輪の時以上にコンディション管理に気をつけてきた。無理な運動によるアキレス腱断裂ではなく、基本的な運動の途中に起きた誰も予想できないけがだったと説明している。 梁は跳馬のスペシャリストで、2010年の広州アジア大会の跳馬で金、2011年と2013年の世界選手権の跳馬でも優勝。2012年のロンドン五輪では韓国体操界に初の金をもたらした。しかし、2014年の仁川アジア大会前に右太もも裏を痛め、跳馬で銀にとどまり、昨年の光州ユニバーシアードでは太もも裏の痛みがひどくなり棄権した。 大韓体操協会側は梁がリハビリに3~4カ月かかるとみており、リオ五輪出場は難しいと話す。 韓国体操は金メダル最有力候補を欠くことになった。  mgk1202@yna.co.kr
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