【世宗聯合ニュース】韓国海洋水産部は16日、アゼルバイジャンと海運協力および海技免許相互認定のための了解覚書(MOU)を締結し、中央アジアへの進出基盤を強化すると明らかにした。 締結式は17日にソウル市内のホテルで同部の尹学培(ユン・ハクベ)次官とアゼルバイジャン海事庁トップが出席して行われる。 MOUが締結されれば韓国はアゼルバイジャン船員の教育と訓練を支援し、アゼルバイジャン側は海洋プラントの実習、運営技術経験を韓国と共有する。 アゼルバイジャンは欧州とアジア、中東をつなぐ重要な位置にあり、カスピ海の中心港湾であるバクー港を有する物流の中心国だ。中央アジアの物流・エネルギー輸送国を目指し、新たな港湾の建設をはじめさまざまな物流施設の拡充を推進している。 アゼルバイジャンの石油生産量は世界24位、天然ガスの生産量は同33位だ。 尹次官は「アゼルバイジャンは中央アジアに進出する韓国の物流企業にとって重要な国であり、海洋プラント運営などに強みがある。両国が相互に補完しウィンウィン(相互利益)が可能な分野を積極的に発掘し支援していく」と述べた。 sjp@yna.co.kr
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