“人間vs人工知能”歴史的囲碁対局、きょう最終勝負…李世ドル九段の2連勝なるか。
“人間vs人工知能”歴史的囲碁対局、きょう最終勝負…李世ドル九段の2連勝なるか。
韓国トップの囲碁棋士、李世ドル(33、イ・セドル)九段とGoogle(グーグル)の完全子会社である英・ディープマインド社が開発した人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」の最後の対局が近づいている。現在、1勝3敗で李世ドル九段の劣勢だ。しかし、李世ドル九段は第4局で反騰の信号弾を撃ち、きょう“有終の美”に挑戦する。

 李世ドル九段は15日午後、ソウルのフォー・シーズンズ・ホテルにてアルファ碁とGoogle DeepMindチャレンジマッチ5番勝負第5局をおこなう。

 去る1月、“世紀の対局”が決定した際、李世ドル九段は勝利に自信を見せた。昨年の世界ランキング1位・柯潔(かけつ)九段(18、中国)や韓国ランキング1位のパク・ジョンファン(朴廷桓)九段(23)らトップ囲碁棋士たちも李世ドル九段の優勢を予想した。

 しかし、アルファ碁は予想を超えていた。昨年10月にヨーロッパで活躍中のFan Hui二段(34、中国)と対局した当時よりもレベルが大きく向上していたのだ。李世ドル九段はそんなアルファ碁に3対局連続で敗北を喫した。アルファ碁が勝ち越しを決め、誰もが予想できなかった衝撃的な結果となった。

 しかし、李世ドル九段は去る13日の第4局では、180手で白中押し勝ちをおさめ自尊心を示した。きょうの第5局で2連勝を目指す。

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