講演するハサビス氏=11日、大田(聯合ニュース)
講演するハサビス氏=11日、大田(聯合ニュース)
【大田聯合ニュース】米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー、「ディープマインド」(英国)のデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)が11日、韓国科学技術院(KAIST)で開かれたセミナーで「人工知能(AI)と未来」をテーマに講演を行った。 ディープマインドはAIコンピューターソフト「アルファ碁」を開発した企業で、同ソフトと世界トップクラスの囲碁棋士、李世ドル(イ・セドル)九段(韓国)との5番勝負が韓国で9日から行われている。 ハサビス氏は、AIの研究が人間の精神の謎を理解するのに役立つとした上で、「全ての強力な新技術と同様に、AIは倫理的に責任感を持って使われなければならない。人間レベルのAIは数十年後のことだと思われるが、今からそれに対する議論を始めなければならない」と話した。 また「囲碁は人類が考案した最も複雑なゲームで、直観と計算が必要であり、これをマスターするにはパターン認識と計画能力も結合しなければならない」と説明。囲碁がAIにとってすばらしい挑戦課題であると強調した。 yugiri@yna.co.kr
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