2014年3月、「フランケンシュタイン」が忠武アートホールで初演されたときのワンシーン=(聯合ニュース)
2014年3月、「フランケンシュタイン」が忠武アートホールで初演されたときのワンシーン=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の創作ミュージカル「フランケンシュタイン」が大劇場ミュージカルとしては初めて日本に上陸する。 製作会社の忠武アートホールと著作権者のワン・ヨンボムプロダクションは10日、東宝とミュージカル「フランケンシュタイン」のライセンス契約を締結したと発表した。契約は昨年1月に行われたが、日本の製作会社側の要請により、日本での公演日程が確定した後に発表された。 日本の1000席以上の大劇場で上演される作品のライセンス契約は初めてで、韓国創作ミュージカルを世界に輸出する上で意味ある成果と評価されている。 日本での公演は来年1月に東京の日生劇場で行われる予定。中川晃教と柿澤勇人がビクター・フランケンシュタイン役を、加藤和樹と小西遼生がアンリ・デュプレ役をそれぞれダブルキャストで演じる。 2014年3月に初演された同作は忠武アートホールの初の自主製作ミュージカルで、当初から世界市場に向け、作品性と興行性を考慮し企画された。  昨年11月に再演され、わずか10週で売上額100億ウォン(約9億4000万円)を突破し、韓国創作ミュージカル史上、単一シーズンでの最高売り上げを記録した。 作品企画段階から陣頭指揮した忠武アートホールのキム・ヒチョル本部長は「韓国制作陣の力で創作されたミュージカルが国内で作品性と興行性を認められたのに続き、日本の大型ミュージカル製作会社とライセンス契約を成功させることができて光栄だ」とした上で、「日本進出後は中国、米国、欧州など全世界で認められるキラーコンテンツに成長するよう、さらに努力する」と語った。  yugiri@yna.co.kr
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