【ソウル聯合ニュース】韓国の現代百貨店が11日、ソウル都心の東大門にアウトレットモール「現代シティーアウトレット東大門店」をオープンする。 地下6階・地上9階建て、営業面積3万7663平方メートルで、東大門エリアのショッピングモールのうち最大規模となる。レストランや食料品店も含め270店が入る。地下2階が食品フロア、地下1~地上2階が体験型ライフスタイルフロア、3~8階がファッションやスポーツ、子ども用品のフロア、9階がレストランフロアとなる。 ファッションフロアは、流動客が多く中間層の30~40代主婦が主な客となることを踏まえ、高級ブランドよりも手ごろな価格帯の商品を取りそろえた。 体験型ライフスタイルフロアには大型テーブルと約200席を備えたライブラリー型書店、通販のヒット商品を体験できるショップ、パン作りを学べる施設などを入れ、差別化を図った。「ショッピングの場に、直接触ったり作ったりする楽しみがあれば客はオンラインからオフラインの場に出てくる」(現代百貨店社長)と見込む。 また、食品フロアには約70の有名な惣菜・スイーツブランドが入店する。大手芸能事務所YGエンターテインメント所属タレントのグッズショップ(地下1階)など、主に外国人観光客をターゲットにしたショップやカフェも入る。 今年の売上高目標は1620億ウォン(約153億円)、来年は2000億ウォンで、外国人による売上高を全体の3割と見込む。 stomo@yna.co.kr
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