【ソウル聯合ニュース】韓国自動車産業研究所が8日発刊した報告書によると、現代自動車と傘下の起亜自動車は中型セダン「ソナタハイブリッド」などの好調を追い風に、米フォード・モーターを押さえ、エコカー市場で販売台数4位を記録した。 現代・起亜は昨年、ハイブリッド車(HV)6万4383台、、電気自動車(EV)8651台、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)252台、計7万3592台を販売した。前年比では4.9%の増となる。 現代・起亜のエコカー販売増加はEVが主導し、昨年は前年(1639台)より427.8%増加した8651台が販売された。2014年5月に発売されたクロスオーバー車「ソウル」のEVモデル「ソウルEV」が西ヨーロッパや米国などで本格的に販売されたため。 メーカー別では、トヨタ自動車が108万2000台でトップだったが、前年比8.6%減少した。2位のホンダも同15.4%減の23万1000台、3位はルノー・日産で同14.2%減の8万1000台だった。 昨年グローバル市場で販売されたエコカーは199万2000台で、前年比2.1%増にとどまった。 業界では原油安でエコカーを買うメリットが薄れたことや、トヨタの「プリウス」など人気モデルが古くなったためと分析された。 今年のエコカー市場は回復する見込みで販売台数は前年比17.8%増の234万6000台と予想された。 「プリウス」の新モデルや現代・起亜の「アイオニック」(IONIQ)など競争力のあるモデルが登場したためだ。  sjp@yna.co.kr
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0