【坡州聯合ニュース】韓国北西部の京畿道坡州市は6日、軍事境界線近くの都羅山展望台について、観光客を十分に受け入れることが難しくなったため施設を移転し、来年末にリニューアルオープンさせる方針だと明らかにした。同展望台からは北朝鮮が一望できる。 新たな展望台は現在の場所から東に160メートルの場所に建設される。建設費は約80億ウォン(約7億3500万円)。北朝鮮により近く、今より12メートル高い場所への移設により、北朝鮮のプロパガンダ用の村や操業が中断された開城工業団地がよく見えるようになる。7月に着工する予定だ。 現在の展望台は1986年に建てられた。狭くて古いため年間80万人を超える観光客を受け入れるのに支障が出ていた。 2011年から新展望台の計画はあったが、特別法で開発行為が禁じられていることから着工できずにいた。だが、市が政府側にあらためて問い合わせたところ特別法の適用地域でないことが判明し、移設が可能になった。 sjp@yna.co.kr
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