【ソウル聯合ニュース】ソウル市が3日、新羅ホテルの敷地内に韓屋(韓国伝統家屋)様式のホテルを建設する案を許可した。ソウルに初めて韓屋ホテルが誕生することになった。 仁川や南部の麗水では既に韓屋ホテルが営業中だ。 新羅ホテル関係者は「韓屋の美しさを最大限生かしながら現代建築の利便性も加味して建設する計画だ」と話した。  伝統様式に従い木の柱で建物の骨組みを支え、屋根には瓦を使う。デザインには韓屋の特徴である美しい軒の曲線も取り入れる方針だ。 周囲の自然景観との調和を考え、ホテル内部や外部にマツ、ツツジ、ボタン、キクなどを植える予定だ。 地上4階、地下4階となるが、単一の建物ではなく階段式にし、各階に複数の韓屋が並ぶように建設する。 今後1年以内に設計を終え、約5年をかけて建設する。総工費は3000億ウォン(約280億円)程度と予想される。 宿泊料は未定。 sjp@yna.co.kr
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