【ジュネーブ聯合ニュース】北朝鮮の李洙ヨン(リ・スヨン)外相は1日(現地時間)、スイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会で演説し、北朝鮮の人権問題を取り上げ政治的に攻撃する国際会議には参加しないとの立場を表明した。今後、人権問題について議論する会議をボイコットする意向を示したとみられる。 李氏は「会議でいかなる決議が採択されようがそれは不公正とダブルスタンダードの証拠であるだけだ」と主張。「北朝鮮を敵視し、政治目的で人権問題を利用しようとする国や個人は相手にせず、強く対応する」と強調した。 また李氏は昨年出席したジュネーブ軍縮会議に参加しないという。 韓国の国連代表部の?栄武(キム・ヨンム)次席大使は李氏の発言に対し、「脱北者(北朝鮮脱出住民)が増えているのは、北の組織的かつ広範囲な人権弾圧が続いていることの証拠」として、「国際社会と協力し、住民の人権保護に乗り出さなければならない」と力説した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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